買い替え時には、最も省エネ型の冷蔵庫を選びましょう†冷蔵庫の省エネ技術は進んでおり、10年前に比べて、電気の消費量が半分程度にまで下がっています。同じサイズでも製品によって省エネ性能が異なります。消費電力の大きいものと小さいもので、1.5倍近く違う場合もありますので、購入するときには、星マークのついた「統一省エネラベル」を参考にしてください。★の数が多いほど省エネになります。 買い替えをするときに、いちばん省エネ型のものを選ぶことができれば、使っている間は何も気にしなくても、楽をしながら省エネができることになります。しかも、電気代が安くなりますので、多少省エネ型機種の値段が高くても、元をとれる場合があります。 特に古い大型冷蔵庫を使っている方の場合、買い替えによって月の電気代が1000円単位で安くなる事例もあります。 冷蔵庫のサイズ別の消費電力の変化2006年製と2019年製の冷蔵庫のサイズと省エネ性能(統一省エネラベル作成サイトより作成)
2016年5月から新しいJIS測定方法と、省エネラベルに入れ替わり、正確な比較はできませんが、大きな変化はありません。どのサイズであってもおよそ半分の電気消費量で済むようになっています。 300リットル程度の中型のものより、450リットル以上の大型のほうが消費電力が小さいことがよみとれます。大型の冷蔵庫では、より多くの食品や水を冷やすことを前提に電力測定がされているため、同じ生活スタイルであれば、大型の製品のほうが消費電力が小さくなる傾向になります。 効果†
詳しくは家電省エネ★くらべ(冷蔵庫) にて診断できます。 各サイズの最高性能機種一覧です(2019年4月更新)
費用†省エネ性能の高い冷蔵庫は、10万〜20万円程度します。普及機種では10万円を切るものが出回っていますので、数万円高くなる可能性があります。その分、高性能になっている面もあります。 関連の取り組み†冷蔵庫以外にも、省エネ性能が高い家電製品はたくさん出回っています。E18 買い替え時に最も省エネ型のエアコンを選ぶや、E15 同じ大きさで、液晶などより消費電力の少ないテレビを購入するなども、参考にしてください。 また、買い換えた場合には必ず古い冷蔵庫はリサイクルに回してください。もったいないからと使い続け、E10 2台目の冷蔵庫を止めることをしないと、電気の消費が増えて、かえって環境負荷が大きくなってしまいます。 導入のしかた†電器屋さんの店頭でのラベルやカタログには、どれが省エネ性能が高いかを示す「統一省エネラベル」が示されています。年間電気代のほか、★の数でどれだけ省エネ性能が高いのかを示しており、★5つが最も省エネになります。 冷蔵庫では、「年間電気代」「年間電気消費量」が指標となります。この値が小さいほど省エネ性能が高いことになります。 ちなみに、年間電気代は、家庭で1年間に支払う金額です。冷蔵庫は平均的に10年ほど使いますので、10倍してみると、その冷蔵庫を使うときにトータルで払う電気代がわかります。電気代も含めて、賢く選んでみてください。 おすすめの家庭†そろそろ冷蔵庫の買換を考えている家庭におすすめです。 コメント† |