水害に強い土地か調べる方法

投稿者: | 2015-10-21

自分が住んでいる土地が、土砂崩れや水害被害に受けやすいかどうかを調べるサイトがありました。現在自治体で作成しているハザードマップ(予測)だけでなく、明治前期に低湿地だったかどうか、大規模な造成地なのかどうかなどまで表示することができます。
個人的には、非常に詳細な土地の起伏がカラーで表示される昨日は、一日見ていても見飽きません。建物や森に隠れた、もともとの地表面の構造がきれいに見て取れます。路地のレベルでも起伏がわかるのは見事です。
2015年も鬼怒川決壊など、集中的な豪雨による被害が出ました。今後地球温暖化が進むと、よりこうした記録的な雨による被害が増えるとされています。万が一の対応のためにも、いちどご確認を。
 

このサイトは、国土交通省の ハザードマップポータルサイト内にある、「身の周りに役立つ情報をまとめて閲覧」のページ。
http://disaportal2.gsi.go.jp/hazardmap/site/
身の周りの防災に役立つ情報をまとめて閲覧
表示する内容は自由に設定しているのですが、ここでは濃い色を、明治前期の低湿地、警告マークが道路冠水想定箇所です。背景に、色別標高図を設定しています。ハザードマップでは、高安山の裾(右側)付近は排水設備が充実されたために、対象になっていませんが、昔は低湿地だったんですね。
ちなみに、色別標高図がどこまで詳しく見えるかというと、恩智川の遊水地付近の高低もきちんと見えます。
恩智川遊水地
地理(社会)で習った扇状地や、隆起してできた台地が渓谷を伴った川で侵食されている様子、火山の火口ドームなど、きれいに見えます。
 富士山
富士山です。きれいな円錐形というわけではなく、北西から南東にかけて、火口が並んでいるのがわかります。
東京
東京(江戸城周辺)です。東京は坂も多いです。
 

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