オーストラリア南東部、人口約5,000人の街「Byron Bay」に行ってきました。
チェーン店が少なく地元のお店を大切にしていたり、油やシャンプーも量り売りだったりと、
なかなか見所満載の街です。
知り合いの案内で「Mullumbimby Community Gardens」を見学に行ったところ、
チャリ発によく似たものを発見。その名も「Pedal Power」。
自転車を使った水ポンプシステムでした。自転車「発電」ではありませんが、
Pedal Powerつながりということで、せっかくなのでちょっと紹介します。
作り方も公開されてますね。
→ Pedal Powered Water | Mullumbimby Community Gardens
■自転車を利用した水ポンプシステム「Pedal Power」
■チャリ発と同じく後輪の回転を利用して水ポンプを動かします。
■きれいで分かりやすい説明パネル。暮らしで使う水のことなども書いてありました。(クリックで拡大)
■さっそくペダル漕いでみました。水はもちろん雨水から。
■おー水が出てきました。早く漕ぐほど、勢い良く水が出るようになっていました。
■ゆっくり漕ぐとちょろちょろ出てきます。発電と違ってこれもまたおもしろい!
■農園もとてもすてきな場所でした。
日照条件の良いオーストラリアですが、そのかわり雨が少ないため、
日本と比べて水がとても貴重な存在。この農園でも大きな雨水タンクがありました。
水ポンプに限らず、かき氷機や精米、粉ひきなどは、そのまま人力の回転で可能です。
電気以外の選択肢を感じられるおもしろいプロジェクトだなと思いました。
そう言えば、以前入手した水ポンプがあるので、弊社でも1台作ってみてもよいかもしれません。
電気以外の選択肢の話をしておきながら、何ですが・・、
自転車発電装置については、下記ページをご参照ください。
■自転車発電装置の貸し出し・製作代行