弊社では、環境省で行っている「家庭エコ診断推進基盤整備事業」において、うちエコ診断ソフトの管理業務を分担して行っております。2012年度に、ソフトの計算ロジックについて、専門家の方々をふくめて妥当性について検証を行いました。
検討ワーキンググループと、その報告書は公開されるという方針で行われ、とりまとめができあがりましたので、とりいそぎダウンロードできるように設定しました。診断事務局へのリンクを張らせていただきました。
うちエコ診断ソフト自体は、2008年度にIGES関西研究センターが中心となって兵庫県向けに開発がされたものです。100項目以上にわたる家庭での有効なCO2対策を、その家庭の利用状況にあわせて提案するソフトとなっています。現在は、環境省事業として全国で診断員が養成され、推進が進められています。
診断員の要望に応じて、提案画面や、提案内容についても充実化を進められており、おおむね家庭の温暖化対策を網羅して全般的に提案できるようなソフトとなっています。
ただし、個別の対策による効果について、推計をする計算方法については、決まった方法があるわけではなく、問題点が指摘される度に修正を加える形での改良が行われてきました。まだ表に出てこない隠れた問題がたくさんある可能性も指摘されてきました。そこで、全面的に計算方法や設定値に大きな問題があるかどうかを、改めて検討し直すことを目的に、ロジック検証WGを立ち上げ、2012年度に6回にわたって議論をして、問題点・修正点の洗い出しを行ってきました。
家庭のCO2排出状況については、まだ十分に知られているわけではなく、うちエコ診断によって得られた集計データも重要な家庭の実態として、検討の材料としています。
1000ページを超える分量になりますので、印刷される場合にはご注意ください。ただし、計算方法や設定値は一事例でしかなく、今後の検討でより望ましい方法に予告なく修正されることもあることをご了承ください。
2013年9月12日追記。うちエコ診断2013のサイトに、ロジック検証WGの報告書がアップされましたので、本サイトからは削除し、リンクを掲載しました。ページの下の「平成24年度うちエコ診断ロジック検証ワーキンググループ(WG)検討報告書」をクリックして開いてください。
一時的に全国サイトが更新途中であるために、以下からダウンロードできるようにしてあります。(2014/04/21)
http://www.hinodeya-ecolife.com/filemgmt_data/files/uchiecologic130325.pdf
うちエコ診断事務局から最新版がアップされましたので、リンクを再度はらせてもらいます。(2014年5月20日)
リンクが変更されていたようで修正しました(2024年3月28日)
https://www.uchieco-shindan.jp/kikan/files/uchiecoLogic2014.pdf