レアメタルと中国

投稿者: | 2010-09-04

中国がレアメタルの輸出を制限をしはじめたということで、とうとう資源問題も再度環境問題の主題にあがってきたようです。
でも、省エネモーターの基本である強力磁石として使用される「ネオジム」が問題なんだと思っていたのですが、どうも違うみたいですね。
 

ネオジムはレアアースには分類されているようですが、比較的資源量は豊富なようです。問題は、ネオジム磁石に転嫁されるジスプロシウムという元素なんだそうです。
ネオジム磁石は高温になると磁力が弱くなり、それを穏やかにさせるのが『ジスプロシウム」(原子番号66)という元素になります。
中国の輸出制限でさわいでいるのは、こちらのほうらしいですね。
なかなかマイナーな元素が注目される昨今です。
 
 

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