朝日新聞では、「低炭素社会へ」というタイトルで10月28日から毎週日曜日の連載(3面)がはじまっています。ひのでやとして関わっていることが、2週連続で掲載されました。
10月28日には、滋賀で取り組まれている家庭版ESCO事業の話です。診断に基づいて省エネ型家電を購入するときには、びわこ銀行さんの優遇金利融資が受けられるという仕組みです。ひのでやの名前も出てきていますが、ほんの3行程度のコメントなんで、意図したことが十分伝わっていないかもしれません。
古い家電製品の買い替えにより、大きな削減が見込まれるということで、「省エネ家電普及促進フォーラム」が経済産業省・家電メーカー・量販店側で作られたのですが、温暖化を理由に単に買い替えを進めているような雰囲気です。京都議定書を遵守しようとするのなら急ぐ必要がありますが、古い家電は大切に長くつかっていても、いずれは買い替え時期を迎えるものです。そのときには、もっと省エネ型の製品が開発されているでしょうし、急いで買い替える必要はないだろう、というのが伝えたかったことです。
11月4日のものは、CASAのオール電化に関する記事でした(昨年作成に協力した中間報告の関連です)。エコキュートの性能の問題については、専門に研究をしている方に譲っていますが、いまでも効率の悪い旧式の「電気温水器」が販売されている割合が依然高く、そろそろ販売禁止をする必要があるだろう、ということで記者さんと盛り上がっていたものです。
さすがにオール電化の問題指摘の話になると、広告主からの注文がついたらしく、取材時の意気込みからは大きく後退した内容になっていました。