今週からはじまりました、弱気な人のためのエコ会話講座。今回は、「レジ袋の断り方」です。手慣れたレジの人とのやりとりは、スピーディーな進行に少し物怖じしてしまうこともあるかもしれませんが、大丈夫。さあ、チャレンジしてみましょう。
弱気なみなさんこんにちは。弱気な人のためのエコ会話講座です。記念すべき第一回は、レジ袋の断り方です。
では早速例文から聞いてみましょう。コンビニでパンを2つ買ってレジに並んでいる場面です。
店員: いらっしゃいませ あなた: あ、これ(パンを2つ渡す) 店員: (ピッ、ピッ、) 226円になります。 あなた: 袋は、あ、6円ですね。(5円玉がないから・・) じゃあ、これで。 店員: (その間レジ袋に入れてしまい) 251円お預かりします。 あなた: あ、袋、、、 店員: 25円のお返しです。 あなた: あ、ああ、 店員: ありがとうございました。 |
さあ、なぜ断れなかったのでしょうか。そうですね、お金に気を取られている間に、店員さんが手早くレジ袋に入れてしまったのですね。
それでは今日の重要センテンスです。声にだして言ってみてください。
あ、袋はいりません |
もう一度繰り返しましょう。
あ、袋はいりません |
センテンスのポイントです。相手のレジアルバイトの人は、マニュアルに沿って作業を素早く進めようとします。早く帰りたいなあなんて考えながら作業をしているかもしれません。そんな中、こちらの話に注目してもらうのですから、大きな声で言うようにしましょう。また、最初の「あ、」も大切にしたい一言です。こちらが話をするぞ、とおもわせる「あ、」です。
相手が少しびっくりするかもしれませんが、心配しないでください。取って食べられたりはしません。さあ、自信を持って。
では会話で、練習してみましょう。あなたのパートを声に出して言ってください。
店員: いらっしゃいませ あなた: あ、袋はいりません 店員: (隠し持っていたレジ袋を置いて、少し残念そうに) シールを貼らせてもらいます。 |
できましたか。この一言で、店員さんがちゃんと聞いてくれます。店員さんも捨てぜりふを吐いていますが、気にすることはありません。
でも、タイミングを間違えると、うまくいきません。
店員: いらっしゃいませ あなた: あ、はい。 店員: 226円になります。 あなた: あ、。 店員: (袋に入った状態で)25円のお返しです、ありがとうございました。 あなた: あ、袋はいりませ~ん |
負け犬の遠吠えですね。早めに言うことが肝心です。
関西の方は、関西弁でやってみてください。
店員: まいど あなた: よう、にいちゃん。袋いらんからな。エコやエコ、入れたらしばくど、こら。 |
これで今日からあなたも、断れなくて後ろめたい思いをしなくてすみますね。
では今日の練習はここまで。レッツエンジョイ、エコライフ! また来週。