人が集まるイベントで環境や省エネのことを考えながら、楽しんでもらえる各種ツールを用意しています。環境イベントに限らず、結婚式や地域のお祭りなどに、エコのスパイスを加えて楽しんでもらうこともできます。
自転車発電
体力をつかって発電をし、明かりがついたり、テレビがついたり、かき氷やジュースができたりします。子ども向けには、鉄道模型Nゲージを動かすことも可能ですし、テレビゲームの大変さを楽しみながら実感してもらうこともできます。
複数台用意すると、親子やカップルで協力して電気機器を動かしてみたり、逆にお互い競争をしたりすることもできます。
こどもから大人まで楽しめますし、頑張っている様子を回りから眺めているのも楽しいものです。
装置のレンタル、製作代行のほか、製作キットの販売も行っています。
- 各地での自転車発電イベント事例(コラム)
手回し発電
かわいらしい木製の発電装置で、小さなお子さんでも、楽しみながら発電を体験することができます。
小さいといいながら、スマホの充電にも活用できます。貸し出しも行っています。
エコゲーム・省エネ展示
タブレット端末やノートパソコンを使って、店頭や展示ブースを盛り上げます。
省エネ診断・省エネ相談
イベントとして省エネ相談所を設置していても、わざわざやってくる人はなかなかいないものです。けれども、「時間があればとりあえず座っていってください」と呼込みをすると、意外と話が盛り上がり、よかったと喜んでもらえます。
15年以上各地で活用している診断ソフトは、無償で公開しています。省エネやエコライフを伝えるきっかけとして、重宝されています。
1)会話を大切にしてやる気になってもらう
簡単な省エネチェックシートに記入をしてもらって、話をすすめていく方法が盛り上がります。このときに、なるべく省エネの取り組みで「できていること」をほめるようにしてください。省エネって不思議ですが、家庭でがんばっている人ほど、家族にうるさがられており、やる気をなくしがちです。だれでも、習慣で取り組んでいることがあり、そうした一つひとつを評価して、元気づけてあげることができるのが、相談所の大きな役割です。
そうした視点で、来場者との会話を重視していくことができるのであれば、簡易エコライフチェックを使った、京都市の省エネ相談所の取り組みがおすすめです。
この場合には、できるだけ「世間話しが得意」な方がスタッフにいると、望ましいです。省エネのアドバイスをすることも大切ですが、むしろどんな取り組みをしているのか、取り組みが難しい理由などを、うまく聞き出せることが大切です。
EXCELも使うので、事前に少し練習をしておいてください。
- 京都市家庭の省エネ相談所(家庭の省エネ相談所協議会)
2)来場者に自分で操作して楽しんでもらう
コミュニケーションを重視したスタッフを配置できない中で診断をしたい場合、ボタン操作で簡単に診断ができるツールがおすすめです。自由にダウンロードして使ってもらえるツールを用意しています。
うちエコキッズのソフトには、家庭でのCO2削減に有効な対策を診断する機能のほか、小学生でも家庭のエネルギー消費について学べる機能もついており、設置をしておくと楽しんでもらえます。タッチパネル式のパソコンがおすすめです。
同じタッチパネルで診断ができるものとして、うちごみ診断、WEB省エネ相談所 なども用意しています。上記のEXCEL版と同様の機能がありますが、ボタン操作をするだけですので、結果印刷までの作業をひとりで進めることができます。
ただし、操作の仕方や、呼込みのためには、スタッフは必要です。
3)いずれにしても、省エネグッズは置いておきましょう
せっかく本人が来てもらっているのですから、省エネグッズを触って試してもらういい機会です。イベントとしても、情報が並んでいるだけより、実物があるほうが楽しめます。エコライフ情報(wiki)を参考に、グッズについての説明ができるようにしておくと、喜んでもらえます。ショッピングセンターなどで診断をするイベントでは、そのお店で販売をしているものなどの紹介もするといいでしょう。
- 節水シャワーヘッド
- 窓用断熱シート(プチプチシート)
- アルミ断熱シート(冬の暖房が中心ですが、夏も日射遮蔽にも使えます)
- LED電球(消費電力計を用意して、白熱電球と比べることができればベストです)
COOL CHOICE宣言ボタン
パソコンにつないだボタンを押すと、「COOL CHOICE」と声が流れ、全国で同じように宣言した人の数が表示されます。いま環境省で推進されているCOOL CHOICEの活動に、少し寄与することができます。(厳密には宣言数としてカウントすることはできません)。
単に100円ショップの手元照明と、Arduinoを使っただけですので、自作は比較的簡単です。専用WEBにアクセスしてお使いください。できたら、クイズの回答ボタンなどつくりたいと考えています。