携帯電話でもできる家電買換診断のエアコン診断プログラムを更新しました。いままでは大阪の気象データを用いて、大阪での利用による削減金額等を提示していましたが、全国アメダスデータを用いて、全国159地点での診断ができるようになりました。
エアコンの買換による電気代については、カタログにも掲載されていますが、冷房を3.6ヶ月、暖房を5.5ヶ月利用し、1日中つけているという前提での設定になっており、実際の家庭での利用においては大きな違いが生じることが知られています。安易に「これだけお得になりますよ」というと、消費者をごまかしていることにもなりかねません。
そんなことから、京都府地球温暖化防止活動推進センターを中心に、有識者、冷凍空調工業会にも協力を求めて、検討を進めてエアコンの消費量を推計するアルゴリズムを開発しました。
ただし、それぞれの地点の気温データが必要のため、なかなか全国分を提供することができませんでしたが、今回ようやく設定することができました。
なお、北海道東北地域でも診断ができるようになっていますが、通常機種での値設定を行っています。こうした寒冷地域では、気温が低いときに対応できるように、寒冷地仕様のエアコンが販売されており、今回示した数値よりも少ない消費量・金額となる可能性があります。
家電買換診断の最初のページから地域設定もできますが、あらかじめ地域を設定したアクセスアドレスを作っておくと便利かもしれません。
京都 http://ksk.tank.jp/index.cgi?t16=5&t17=26&j=0&t18=3
東京 http://ksk.tank.jp/index.cgi?t16=2&t17=12&j=0&t18=1
福岡 http://ksk.tank.jp/index.cgi?t16=7&t17=40&j=0&t18=3
ご活用下さい。