ふんどしは体にフィットし、夏も涼しく過ごせる、日本にあった下着文化です。
綿100%、脱プラスチック時代にも対応します。
さあ、ふんどし引き締めて、時代をのりきっていきましょう!
手縫いします。仕上がりを他人に見られることはなく、初心者でも安心して実用的なものを作れるので、裁縫に関心がある人の入門としてもおすすめです。
個人的に3年使用して、ぼろぼろになったので作り直します。せっかくなのでいっしょに作りましょう!
■日時
2022年7月23日(土) 13:00~
■会場
京都市下京区葛籠屋町515-1 ひじきビル事務所を予定しています。(場所は変更になる場合があります。その場合は連絡します。)
■注意事項
越中ふんどしですので、男性向けになります。
■制作物
越中ふんどし 6~8本
■持ちもの
針等裁縫道具 : 100円ショップのものでも大丈夫です。
さらし(1反) : 洋品店等で1500円程度します。手ぬぐいでも作れます。
無漂白タイプもあります。
■参加費
無料
■作業
当日は手縫いをします。最後まで完成しなかった場合は、自宅でミシン等を使って仕上げてください。
■参考資料
日本文化研究所 井上章一著「ふんどしニッポン」 、朝日新聞出版新書、2022
自作ふんどしのすすめ https://www.hinodeya-ecolife.com/post/fundoshi/
■お申込み
お申込みは20日まで。メールにて。
将来の開催予定
今回参加いただかないと、次回は3年後(2025年)になります。ご了承ください。
担当
鈴木靖文(有限会社ひのでやエコライフ研究所 代表取締役) ysuzuki@mti.biglobe.ne.jp
実施報告
おかげさまで、午後をかけて作成を行い、すべて手縫いでふんどし6本を作成することができました。今回は、市販のさらし布だけでなく、通常のタオルをつかったふんどし、使い古したシーツを切って作ったふんどしについてもチャレンジしました。
特に使い古しのシーツでふんどしが作成できたことは、新たな時代の可能性を示唆するものです。世の中で中古服があまっており、大量に廃棄されているのが現状で、服のリサイクル市などではいくらでも服やズボンを調達することができます。ただし、下着についてはなかなか出回るものではなく、また出回ってもなかなか使いにくいものです。そんな中で、シーツなどの一般的な古布を使って下着を作ることができるとなると、すべて使い古しだけで衣類をまかなっていくことが出来る可能性が大きく広がったことになります。
シーツからふんどしを作れるという、アップサイクル(あらたな価値をもったものにリサイクルされる)が実現できたわけです。ただよくよく考えると、下(しも)のものへのリサイクルですから、ダウンサイクルだと言われたらその通りなのかもしれませんが・・・。