マイコンチッププログラム・電子回路開発
電子回路の設計、マイコンチップ(AVR等)、Arduino等のプログラム等で、省エネの気づきができる開発、貸出等を行っています。一部は作り方・ソースコードも公開しておりますので、よければ製作にチャレンジしてみてください。
電子回路単体ではなく、スマホとの連携、WEBとの連携をすることで、省エネに寄与する面白いものができないか、模索をしています。
自転車発電装置
1997年のCOP3(温暖化防止京都会議)に合わせて設計開発し、作り方を公開をしているもので、多くの方に自作してもらっています。多様な家電製品や表示装置と組み合わせて、楽しむことができます。
自動車のオルタネータを使ってきましたが、多様なDCモーターを使った発電装置も試みています。木製のかわいらしい手回し発電装置も貸し出しを行っています。
エネルギーの見える化装置
電気消費量をリアルタイムで見えるようにすることが省エネに重要であることから、10年来、自作を試みてきました。リアルタイムのわかりやすい表示のほか、記録・分析ができるツールができたのですが、いつのまにか時代はスマートメータに移ってしまいました。
というわけで、負けずにスマートメータのデータを直接取得できる装置も作成しています。
- ミエルカプロジェクト(2022~2023年)
総合地球環境学研究所や京都市と共同で、マンション在住の方向けの、消費電力量を確認したり情報提供をしたりするスマホアプリを開発して調査を行いました。電力スマートメーターのBルート申請を行うことにより、中継器1台で複数世帯の電気の情報を取得し、スマホへ送信することができます。
太陽光発電コントローラー・管理装置
時代は再生可能エネルギーです。太陽光発電も10年前と比較して格段に安価となり、途上国では最も有望なエネルギー源として推進される時代です。
屋根に取り付けるのには、安全性などの問題もあり、工務店や専門の業者に頼む必要がありますが、パネル1枚程度なら手作りが可能です。20年以上使っていますが、まだまだ現役で使えています。バッテリーとインバータをつなげば、簡単にシステムが完成するものですが、バッテリーの過充電や過放電を防ぐためには、コントローラがあるほうが望ましいです。安く売っているのですが、これも自作可能です。
- 太陽光発電充放電コントローラー [作り方]
また、どれだけ充電しているのかを計測して、電波を飛ばし、リアルタイムでチェックする装置も自作可能です。
稲の生長タイムラプスシステム
30分ごとに田んぼの様子を撮影し、田植えから稲刈りまでのタイムラプス動画を作成しています。貸田んぼで、田植えや稲刈りの体験ができる場所ですが、いまどれだけ成長しているのかを確認することができます。太陽光パネルの電気を使い、RasberyPIとUSBカメラで撮影し、通信USBを使ってサーバーに送信し、1日1回映像化処理を行っています。
COOL CHOICE宣言ボタン
パソコンにつないだボタンを押すと、「COOL CHOICE」と声が流れ、全国で同じように宣言した人の数が表示されます。いま環境省で推進されているCOOL CHOICEの活動に、少し寄与することができます。(厳密には宣言数としてカウントすることはできません)。
単に100円ショップの手元照明と、Arduinoを使っただけですので、自作は比較的簡単です。専用WEBにアクセスしてお使いください。
(アイデア集)電子機器の自作でエコのために構想(妄想)しています
もし要望があるようでしたら、情報の整理を考えていきます。部品代は目安で、もし回路基板を作成したり、マニュアル等を含めたキットになった場合には高くなります。
- 太陽光発電の充放電管理装置(部品代1,500円程度)
- コンセントからの消費電力測定装置(LCD表示、100V非接触電池式:3,000円程度)
- 省エネメーター・ロガー(LED表示3,000円程度、LCD表示3,500円程度)
- 温度計・ロガー(LCD表示、1,000円程度)
- 温度ロガー(500円程度)
- 上記のスマートフォンとの通信機能(Bluetooth、4,000円程度)
- スマートメータBルート分析装置(30,000円程度) ※ECONET Lite対応