#author("2016-11-30T22:59:38+00:00","hinodeya","hinodeya")
#author("2016-11-30T23:00:22+00:00","hinodeya","hinodeya")
&pgid(,Ecolife情報); > &pgid(,家庭の対策);

| 電球型蛍光灯よりも、LEDのほうが十分性能が高く、価格も安くなってきました。特別な理由がない限り&pgid(,E110 電球をLED電球に置き換える);をおすすめします。(2016/10)|

 


* 電球を電球型蛍光灯に置き換えましょう [#uc207e48]
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#ref(denkyu1758.JPG,right,around,電球と電球型蛍光灯)

 電球は、照明としては効率の悪い器具です。同じ明るさにするのに、蛍光灯のほうがおよそ4分の1程度の消費電力ですみます。

 電球を蛍光灯に変えるとなると、手間が大変そうですが、電球と同じ形の蛍光灯(電球型蛍光灯)が売られています。電球の球をはずして、電球の代わりにつけるだけですので、簡単です。しかも、これだけで電気代が4分1になります。

 蛍光灯といえば、白色の光を思い浮かべるかもしれませんが、電球と同じように暖かい色のものも出回っています。電球型蛍光灯では、この「電球色」のほうが人気があるようです。付け替えても、ほとんど雰囲気が変わりません。

 なお、電球型蛍光灯は、寿命も長く、およそ電球の6倍使うことができます。このため、付け替えの手間も少なくなるというメリットもあります。

** 効果 [#x75b42c7]
RIGHT:&pgid(,【自動計算】);

1日の利用時間を &select( 6,timeLI,  2, 4, 6, 8, 10, 12, 16, 24  ); 時間として計算すると、

&calc(r12,(54-13)*P[select_timeLI]*365/1000);

||電気の削減(kWh)|光熱費の削減(円)|二酸化炭素排出量の削減(kg)|
|1ヶ月の削減|RIGHT:&calc(r1,X[r12]/12,1,0,comma);|RIGHT:&calc(p1,X[r1]*X[price_ele],1,0,comma);|RIGHT:&calc(c1,X[r1]*X[co2_ele],1,0,comma);|
|1年の削減|RIGHT:&calc(r12,X[r12],1,0,comma);|RIGHT:&calc(p12,X[r12]*X[price_ele],1,0,comma);|RIGHT:&calc(c12,X[r12]*X[co2_ele],1,0,comma);|

-電球1個(60W型)あたり、1日&calc(r2,P[select_timeLI],1,0,comma);時間使用する家庭の場合。電球の消費電力を54W、電球型蛍光灯の消費電力を13Wとして。たとえば、電球が6個ついたインテリア照明の場合には、この6倍の削減になります。

** 費用 [#o10873f9]
 電球が切れたときに、電球ではなく「電球型蛍光灯」を選んでください。値段は電球が1個100円程度なのに対し、電球型蛍光灯は1000円程度します。ただし、電気代が安くなりますので、寿命までには十分もとを取れた上に、おつりも来ます。

電球型蛍光灯1個の値段を &select( 1000,priceLI,  300, 500, 800, 1000, 1200, 1600 ); 円として計算すると、

RIGHT:&pgid(,【自動計算】);
|器具|寿命|販売価格(1個)|器具代(6000時間)|電気代(6000時間)|合計|
|電球|RIGHT:1,000時間|RIGHT:100円|RIGHT:600円|RIGHT:&calc(n0,54*6000/1000*X[price_ele],1,0,comma);円|RIGHT:&calc(n1,X[n0]+600,1,0,comma);円|
|電球型蛍光灯|RIGHT:6,000時間|RIGHT:&calc(p1,P[select_priceLI],1,0,comma);円|RIGHT:&calc(p1,P[select_priceLI],1,0,comma);円|RIGHT:&calc(g0,13*6000/1000*X[price_ele],1,0,comma);円|RIGHT:&calc(g1,X[g0]+X[p1],1,0,comma);円|
|効果|RIGHT:6倍||RIGHT:&calc(0,P[select_priceLI]/100/6,1,1,comma);倍||RIGHT:&calc(,X[g1]/X[n1],1,2,comma);倍|

1日&calc(r2,P[select_timeLI],1,0,comma);時間使用する場合、&calc(mon,P[select_priceLI]/(100+(54-13)*P[select_timeLI]*30/1000*X[price_ele]),1,0,comma);ヶ月(&calc(12mon,X[mon]/12,1,1,comma);年)で元をとれます。電球型蛍光灯の寿命は&calc(jumyo, 6000/P[select_timeLI]/365,1,1,comma);年です。

 なお、ホームセンターなどで1個100円〜500円程度でも電球型蛍光灯が販売されているものもあります。省エネ性能はかわりませんが、明るくなるまでに時間がかかる場合があります。

** 関連の取り組み [#oa4fcd0a]

 居間の照明については、&pgid(,E57 高効率のHf(細管)式蛍光灯に置き換える);ことでも大幅に削減できます。玄関の照明などは、電球型蛍光灯にするより、&pgid(,E53 人感センサーがついた照明に置き換える);ほうが、防犯効果も高いようです。

 LED照明が出始めのころは、性能が電球形蛍光灯に劣る場面もありましたが、2014年時点では全般的にLEDのほうがよくなっています。&pgid(,E110 電球をLED電球に置き換える);対策のほうがおすすめです。


** 導入のしかた [#fdfcaae8]

 すぐに明るくなる必要がある場所(例えばトイレなど)は、安売り品ではなく、メーカー製のものを選んでください。最新のものは、すぐに明るくなるよう改善されていますし、たくさん点け消ししても壊れない設計となっています。

 明るさを調節できる装置(徐々に明るくするなど)がついている場合は、調光機能対応型の電球型蛍光灯を選んでください。

 そのほかの場合には、特に問題なく電球と入れ替えることが可能です。電器屋さん、ホームセンターなどで売られています。


** おすすめの家庭 [#n2b43ee9]

 電球を使っているすべての家庭におすすめです。ただし、ほとんど電球を使わない場合(1日10分程度しか使わないなど)は、あまり効果は出てきません。

 逆に、廊下や門灯など、夜間中つけている場合には、ぜひ使ってみてください。

** コメント [#ke1c0100]
- 新しいの(電球)を換えると、かえって省エネが反対になりそうで。 -- [[えんどう]] &new{2007-07-13 (金) 07:40:16};
- 付け替えたばかりでは、もったいない気持ちになるものです。次に切れるときのために、ぜひ準備しておいてください。 -- [[ひのでや]] &new{2007-07-17 (火) 13:10:09};

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