#author("2016-11-30T23:35:11+00:00","hinodeya","hinodeya")
#author("2017-09-28T02:28:42+00:00","hinodeya","hinodeya")
&pgid(,Ecolife情報); > &pgid(,家庭の対策);


* 白熱電球をLED電球に置き換えましょう [#uc207e48]

 白熱電球は、実は照明としては効率の悪い器具です。白熱電球は、「光」よりも多くの「熱」を発生してしまい、これがロスになっています。その意味で白熱電球が「温かみのある」というのは本当のところですが、夏場などは逆に暑くなってしかたないことになります。

(1)光熱費が安い

 同じ明るさにすることを考えると、LEDのほうが6分の1以下の消費電力ですみます。夜間廊下などでつけている場合、年間4000円程度かかる電気代が600円程度まで下がります。LED本体の値段は高いですが、使っているあいだに元がとれます。

(2)球切れが少ない

 LED電球は、寿命も長く、およそ電球の40倍(4万時間)使うことができます。このため、付け替えの手間も少なくなるというメリットもあります。付け替えが面倒な場所の照明には、特におすすめです。

(3)取替が簡単

 2009年から電球のソケットにそのままつけられるLED電球が販売されており、付け替えにより大幅に消費電力を削減することができます。LEDはまばゆい白色のタイプのほかに、白熱電球の色合いのタイプも販売されていますので、雰囲気を同じようにして付け替えることも可能です。

** 効果 [#x75b42c7]
RIGHT:&pgid(,【自動計算】);

1日の利用時間を &select( 6,timeLI,  2, 4, 6, 8, 10, 12, 16, 24  ); 時間として計算すると、

&calc(r12,(54-8)*P[select_timeLI]*365/1000);

||電気の削減(kWh)|光熱費の削減(円)|二酸化炭素排出量の削減(kg)|
|1ヶ月の削減|RIGHT:&calc(r1,X[r12]/12,1,0,comma);|RIGHT:&calc(p1,X[r1]*X[price_ele],1,0,comma);|RIGHT:&calc(c1,X[r1]*X[co2_ele],1,0,comma);|
|1年の削減|RIGHT:&calc(r12,X[r12],1,0,comma);|RIGHT:&calc(p12,X[r12]*X[price_ele],1,0,comma);|RIGHT:&calc(c12,X[r12]*X[co2_ele],1,0,comma);|

-電球1個(60W型)あたり、1日&calc(r2,P[select_timeLI],1,0,comma);時間使用する家庭の場合。電球の消費電力を54W、LED電球の消費電力を8Wとして。たとえば、電球が6個ついたインテリア照明の場合には、この6倍の削減になります。

** 費用(元が取れる?) [#o10873f9]
 電球が1個100円程度なのに対し、LED電球は同じ明るさのもので1000円以上します。ただし、電気代が安くなりますので、寿命までには十分に元を取れた上に、おつりも来ます。

LED電球1個の値段を &select( 1000,priceLIL, 1000, 1500, 2000, 3000, 4000 ); 円として計算すると、

RIGHT:&pgid(,【自動計算】);
|器具|寿命|販売価格(1個)|器具代(4万時間)|電気代(4万時間)|合計|
|電球|RIGHT:1,000時間|RIGHT:100円|RIGHT:4,000円|RIGHT:&calc(n0,54*40000/1000*X[price_ele],1,0,comma);円|RIGHT:&calc(n1,X[n0]+4000,1,0,comma);円|
|LED電球|RIGHT:40,000時間|RIGHT:&calc(p1,P[select_priceLIL],1,0,comma);円|RIGHT:&calc(p1,P[select_priceLIL],1,0,comma);円|RIGHT:&calc(g0,12*40000/1000*X[price_ele],1,0,comma);円|RIGHT:&calc(g1,X[g0]+X[p1],1,0,comma);円|
|効果|RIGHT:40倍||RIGHT:&calc(0,P[select_priceLIL]/100/40,1,1,comma);倍||RIGHT:&calc(,X[g1]/X[n1],1,2,comma);倍|

1日&calc(r2,P[select_timeLI],1,0,comma);時間使用する場合、&calc(mon,P[select_priceLIL]/(100+(54-12)*P[select_timeLI]*30/1000*X[price_ele]),1,0,comma);ヶ月(&calc(12mon,X[mon]/12,1,1,comma);年)で元をとれます。このときのLED電球の使用可能年数は&calc(jumyo, 40000/P[select_timeLI]/365,1,1,comma);年です(ただし機器の寿命は10年程度とされています)。


** 関連の取り組み [#oa4fcd0a]

 同じように電球を付け替えられるものとして、&pgid(,E54 電球を電球型蛍光灯に置き換える);もあります。以前はLEDとほぼ同じ程度の省エネ効率とされてきましたが、2014年時点ではLEDの省エネ性能があがり、LEDのほうがおすすめです。

 居間の照明については、&pgid(,E57 高効率のHf(細管)式蛍光灯に置き換える);ことでも大幅に削減できます。玄関の照明などは、電球型蛍光灯にするより、&pgid(,E53 人感センサーがついた照明に置き換える);ほうが、防犯効果も高いようです。
 居間の照明については、&pgid(,E121 天井の照明をLEDに置き換える);ことでも大幅に削減できます。玄関の照明などは、&pgid(,E53 人感センサーがついた照明に置き換える);ほうが、防犯効果も高いようです。

** 導入のしかた [#fdfcaae8]

 電球・電球型照明市場では大部分がLEDとなっています。仕組みが簡単であるため、大手メーカーだけではなく、多様なメーカーが参入して安売り競争が進んでいます。ソケット設置の状況などにより、相性が悪くてLEDがつかなくなる場合も一部報告されており、保証があるものを選ぶのも一つの方法です。

 なお、明るさを調節できる装置(徐々に明るくするなど)がついている場合は、調光機能対応型のLED電球を選んでください。電球サイズが小さい場合には、ソケットの大きさも小型になっている場合があります。お店で選ぶときには、どの電球なのか持ち込んで、同じタイプのLEDを選ぶと確実です。

-性能向上等(日本電気技術者協会) http://www.jeea.or.jp/course/contents/09404/

#htmlinsert(amazon_LI_led.thtml)

** おすすめの家庭 [#n2b43ee9]

 白熱電球を使っているすべての家庭におすすめです。ただし、ほとんど電球を使わない場合(1日10分程度しか使わないなど)は、あまり光熱費削減効果は出てきませんが、省エネ面では効果的であることは間違いありません。

 逆に、廊下や門灯など、夜間中つけている場合には、ぜひ使ってみてください。

** コメント [#ke1c0100]

#comment

  編集 差分 添付 複製 名前変更   新規   最終更新のRSS