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必要な明るさにするため、蛍光灯や電球の数を調節する

 家の中の蛍光灯や電球の数を数えたことがありますか?暗くなったら全部の電気を点けるのではなく、必要な分だけ点ける方が電気代の節約になります。またLEDのシーリングライトでは、明るさや色合いを細かく調整できるようになっているタイプがあります。必要にあわせて明るさを調整してください。

 日本の家屋は、どの部屋も新聞の細かい字が読める程に、照明を明るく設置している場合が多いです。海外では、むしろ食事などはムードを出すために、暗めに設定されています。夜に明るい場所にいると、身体のリズムが狂ってしまうこともあり、落ち着いた雰囲気で身体を休めるためにも、暗めに設定することは効果的です。

 細かい作業や、字を書くなど、作業をする場合に、全体照明に加えて、部分照明を使って明るくするようにしましょう。

 また、蛍光灯は使っているとどんどん明るさが落ちてきます。でも、暗くなってきたからといって消費電力も一緒に下がるわけではありません。端が黒くなってきたらそろそろ交換時期です。また、傘や蛍光灯に埃がたまっても明かりが落ちるので、こまめに掃除することで快適な明かりを確保できます。こうして明るくして、ひとつ電球や蛍光灯を消すことで省エネになります。

 オフィスビルの省エネ技術のひとつとして、設置時には蛍光灯が明るい性質を利用して、あえて交換後しばらくは蛍光灯を弱くつける方法があります。

 効果

 電球や蛍光灯を減らしたぶんだけ、削減になります。

 費用

 明るさを調整するだけですので、費用はかかりません。

 関連の取り組み

 なお、E54 電球を電球型蛍光灯に置き換えると、電気代が4分の1になります。

 また、照明を点けた時に電気をたくさん使う性質はあるのですが、実際に測定をしてみるとそれ以上に、E79 使っていない部屋の照明はこまめに消すほうが省エネになります。

 日中など外が明るい時には、窓の近くは十分な明るさになっていることがあります。必要ない場所は消すことも有効です。

 導入のしかた

 ペンダント式で、点ける照明の数を選べる場合には、その分だけ点けてください。

 常に全部の電球が点く場合には、1つ抜いてみてください。ただし、蛍光灯の場合には、安定器・点灯器とセットで回路が組まれていますので、蛍光管を抜くのは望ましくない場合があります。

 オフィスなどでは、労働環境として必要な明るさが示されています。照度計で測定をして、明るさが高めの部分を中心に、調整を行ってください。

 おすすめの家庭

 どの家庭でも取り組めます。

 コメント

  • 電球型蛍光灯・LEDを4個つけられるシャンデリア風の照明をつかっています。手の届くところにあるので、球をゆるめることで、1個から4個までつける数を調整しています。 -- ひのでや 2015-11-07 (土) 21:59:44


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Last-modified: 2016-06-21 (火) 12:01:03, by 有限会社ひのでやエコライフ研究所