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(夏)朝の内から風呂の水を張り、入る直前に温める

 お湯を注ぎこむのではなく、風呂に水を貯めておいてから沸かすタイプのお風呂の場合、夏場には、朝の内から水を張っておき、直前に沸かす方が省エネになります。

 夏場の水温は20℃程度ですが、最高気温が30℃を越えますので、気温で温めることができます。水から沸かすより、温められた分、省エネになります。夏以外の季節では、逆に水道水が冷えてしまうために効率が悪くなることがあります。

 効果

 20℃の水から、5℃水温を上げることができれば、お湯を沸かすエネルギーを25%削減できます。

 費用

 特にかかりません。

 関連の取り組み

 より積極的に、E07 太陽熱温水器を設置して利用することや、E04 真空貯湯式のソーラーシステムを設置して利用することでも、大幅に省エネをすることができます。

 ちなみに、一般的には浴槽にためた水を沸かす方法は、お湯を注ぐ方法より効率が悪くなっています。ただしその効率低下は5%程度と推計されており、気温の高い夏場には、浴槽の水から沸かすほうが省エネになります。

 また、前日のお湯を残しておいて、沸かし直す方法もあります。比較的断熱ができており、沸かす前でもぬくもりが残っているようでしたら、お湯を再利用することで省エネになります。ただしこの場合には特に、雑菌が繁殖しやすいので注意してください。

 導入のしかた

 おすすめの家庭

 お湯を注ぐのではなく、浴槽の水を温める給湯方式を使っている場合。また、太陽熱温水器を使っている家庭は関係ありません。

 省エネになるのは夏の間だけですが、水が確保されていると、震災などが起こった場合の非常用の水としても活用ができます。

 コメント

  • 衛生的な観点から見ると、あまり良いとは言えません。 -- akiba? 2008-01-31 (木) 14:34:35
  • ありがとうございます。気にされる方には、おすすめしません。あと、幼児がいる家庭も、風呂に入っておぼれてしまう可能性もありますので、十分な注意が必要ですね。 -- ひのでや 2008-01-31 (木) 15:47:04


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Last-modified: 2018-05-29 (火) 09:57:30, by 有限会社ひのでやエコライフ研究所