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(夏)食器洗いで夏場はお湯を使わないで洗う

食器洗い

 夏場は水の温度も高いため、お湯を使わなくても食器を十分洗うことができます。

 食器洗いでお湯を出しているときに消費されるエネルギーは、小型テレビを100台つけているのと同じくらいになります(5kWとして計算)。お湯を作るためのエネルギーはとても大きいですので、少しでもお湯を使わないことが効果的な省エネにつながります。

 お湯を使わないと、汚れを落としたり、乾燥したりするのにやや時間がかかる傾向があります。油汚れをあらかじめ古布などで拭き取ったり、アクリルたわしなどを活用するなど、簡単に汚れを落とす工夫を試してみてください。乾燥時間がかかるのががまんできないのであれば仕方ありませんが、夏場なら、比較的速く乾くはずです。

 なお、シングルレバー混合栓を使っている場合には、レバーを水側(右)にして使わないと、お湯が混じります。中央で使っていると、水を使っているつもりでも、お湯が消費されてしまうことになりますのでご注意下さい。特に電気温水器・エコキュートを利用している場合には、点火動作がありませんので、知らず知らずのうちに消費している可能性が高いです。

 

 効果

現在都市ガスでお湯を沸かしている場合

都市ガスの削減(m3)光熱費の削減(円)二酸化炭素排出量の削減(kg)
1ヶ月の削減44959
1年の削減232,96952
  • 水温20℃を40℃まで加温。1日10分として5リットル/分使用。給湯効率を0.7。6ヶ月削減したとして推計。

 費用

 お湯を使わないようにするだけです。特にかかりません。

 関連の取り組み

 お湯は沸かすのに水に比べてエネルギーを消費します。夏場だけに限らず、冬でもお湯を少なく済ます方が省エネになりますE30 食器洗いでお湯の勢いを弱くする

 導入のしかた

 特に費用はかかりません。

 おすすめの家庭

 自動食器洗浄機を使っていない家庭であれば、取り組めます。

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Last-modified: 2017-09-19 (火) 22:57:21, by 有限会社ひのでやエコライフ研究所