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Q19 加湿器のうちエネルギー最も消費量が大きいのはどのタイプ?

1.超音波式 

2.加熱式

3.気化式   

答えは、一番最後にあります

解説

 冬場に乾燥を防ぐために、加湿器を使う家もあるでしょう。この加湿器、主に3種類があり、実は消費電力が大きく違います。

 超音波式と言われるタイプは、耳に聞こえない超音波を出すことで細かい霧をつくりあげ、湿度を高める方法です。

 加熱式は、水を加熱することにより水蒸気をつくり、それを放出するタイプです。やかんを沸かしている状態で沸騰すると、勢いよく水蒸気や湯気が口から出てきますが、それと同じ仕組みです。

 気化式はいわば濡れたタオルを干しているようなものです。フィルターに水を浸して風を送る方法です。

 超音波式と気化式は、加温をしないために、蒸発する段階で熱を奪い取り、寒く(涼しく)なります。夏場に涼しくすごすためには、望ましい方法です。ただ、熱を加えないために消費電力は少なく、20〜40W 程度の消費電力ですみます。

 一方、消費電力が多いのは加熱をするタイプで、熱を加えるために多くの電気が消費されます。立ち上げで1000W程度で、加湿を続けるあいだ300〜500W程度が消費されます。




[答え] 2.加熱式


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Last-modified: 2019-06-13 (木) 14:58:06, by 有限会社ひのでやエコライフ研究所