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ホットカーペット(電気カーペット)の下に断熱シートを敷く

 こたつの敷き布団やホットカーペット(電気カーペット)の下に断熱シートを敷くと、熱が床に逃げにくくなり、消費電力を減らすことができます。このシートは、表面がアルミ蒸着されており「銀マット」と呼ばれることもあります。アルミ面で熱を反射するほか、スポンジ部分で熱を通さない仕組みとなっています。

 こたつの場合には、直接敷き布団の代りにしてもいいのですが、銀色で反射がまぶしいので、布を1枚かけておくといいです。

 このシートを敷いておくと、電気をつけていなくても、体の熱が反射するだけで、暖かさを感じることがあります。

 効果

 ホットカーペットや、こたつは、定格消費電力は500W程度ですが、常時ONになっているわけではなく、温度センサーを使ってON・OFFの制御をしています。この図は、ほっとカーペットの消費電力の変化の実測値を示したものです。半面使用のため350W程度の消費電力ですが、ON-OFFを10分ごとに繰り返していることがわかります。

smart_hotcarpet.png

 床面へ熱が逃げにくくなると温度の高い状態が維持でき、ONの時間が短くなります。こうして、熱を下に逃げないよう断熱マットをしくと、省エネになります。

 商品によっては、スポンジの厚さに違いがあり、厚いほど効果が出ます。

 費用

 断熱シートはホームセンター等で売られています。1畳程度の広さで1000円以内です。3畳用程度まで販売されています。

 関連の取り組み

 また夜寝るときにも、E96 敷き布団の下に断熱シートを敷くという使い方もあります。

 ホットカーペットに電気を通さなくても、断熱シートを敷いて、その上に布(毛布など)を敷いておくと、それだけでも暖かく感じます。もともと、キャンプで暖かく過ごすためによく使われていた方法です。

商品例

 おすすめの家庭

 こたつやホットカーペットを活用している家庭におすすめです。

 コメント

  • アルミの断熱効果は、輻射は高いですが、伝導は低いです。ホットカーペットと床の間に魔法瓶の様な真空の層が作れれば理想的ですね。 -- 2012-03-20 (火) 23:06:36
  • アルミ断熱シートと記述していましたが、単に「断熱シート」「銀マット」という表現に変更しました -- ひのでや 2014-11-25 (火) 17:34:33


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Last-modified: 2017-08-09 (水) 14:17:53, by 有限会社ひのでやエコライフ研究所